2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

最近のトラックバック

« Verdwaelde Koninghin 亡き女王 | トップページ | DE LOF-ZANGH MARIE マリア賛歌 »

2009/01/11

12のファンタジーの第12番

使用楽譜はベーレンライター社のシリーズ番号2971 FLUTE MUSIC "Twelve Fantasias for Transverse Flute without Bass"である。ところが最初の練習では全曲リコーダー用に編曲されたAmadeus BP 425 "TELEMANN ZWÖLF FANTASIEN FÜR ALTBLOCKFLÖTE SOLO"を使った。でも原調のG-minorを短3度上げたB-minorは練習すれどもフィンガリングが難関でこの調ではやめにした。メリットは全体的なフィンガリングが楽になり曲作りに集中できること。デメリットは音が2度上がり高音域のa'''やFis'''が出現してしまい、部分的にフィンガリングがつらくなることである。でもメリットがデメリットに勝るとも劣らないものがあると判断して前出の楽譜にした。これをアルトリコーダー(バロックピッチ)でc管のつもりで吹く。
出だしのGraveのフレーズは音形は易しいものだが非常に哀愁のあるメロディである。まるで満月の月夜の風景でも見ているようだ。この後、Allegroに入り静から動に切り替わる予感を与える。
Allegroに入ると4分の3のテンポで躍動感あふれるフレーズが続く。ここでは拍ごとに低音と高音が交互に表れるので低音の拍の頭を大事にして演奏するとよいでしょう。出だしのGraveのメロディがもう一度転調されて出現する。2度目では自由に装飾をつけて変化をもたらすのはどうか。さらにAllegroで最初のAllegroのフレーズが転調されて出現する。ここはデメリットで言う高音域の出現が増えるところだ。31小節目はA'''が1音出てくるので力まないようにしよう。高音域は力みやすいが余分な力を抜いて演奏するとよい。
次にDolceである。甘味デザートの時間である。テンポはゆっくり、滑らかにアルペジオを表現しよう。いわば2度のGraveとAllegroの緊張感をここで解くかのように。途中8va以上の開きの音の跳躍が連続して出てくるが、練習をつんでスムーズに流れを止めないようにしよう。この次が3度目のAllegroである。最初のAllegroの終わりのフレーズが転調されて再現される。g'とAs'が頻繁に出てくるのでフィンガリングはよりリラックスさせるように暗示でもかけてみるのがよい。
最後のPrestoはMinorとMajorが交互に表れる面白い曲である。お祭りで熱狂するダンサーがいる感じだ。どうしてもFis'''が出現してしまうが、フィンガリングをひざを使う場面とフィンガリングで音程をそれらしく聞こえるようにするしかない。テンポが速いのでひざを使う場面は32小節と33小節、フィンガリング対応はminorの第2メロディで。Majorのメロディは遊び要素が多い。華やかさと艶やかさを失わないように表現できればよい。言うのは簡単だが。そしてMinorの再現。一気になだれ込むように吹ききってお祭りは終わり。ファンタジーの最終曲に相応しいエンディングを演出しよう。
2007年3月28日

« Verdwaelde Koninghin 亡き女王 | トップページ | DE LOF-ZANGH MARIE マリア賛歌 »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 12のファンタジーの第12番:

« Verdwaelde Koninghin 亡き女王 | トップページ | DE LOF-ZANGH MARIE マリア賛歌 »