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カテゴリー「音楽」の91件の記事

2011/09/06

日本に捧ぐ歌を聞いて

東日本大震災は未曾有の被害をもたらしました。小学校教師をしていた二人の息子を持つ従兄弟は津波で殉職し、いまだに行方不明の叔父が1名おります。台風12号の想定外の大雨によって尊い人命が奪われたことを報道で知り心が痛みます。
さて、A SONG FOR JAPAN --今回はこれに触れることになります。
いろいろな楽器のために編曲されているんだなぁ。
出だしはOh My God!と叫んでいるような気がします。
いろいろなリコーダー演奏のビデオでは「つぶやき」のような出だしばかりでした。私が演奏するなら「Oh」の二分音符のところはかつてのフランス音楽のように音を少し膨らましてフィンガービブラートをかけてみたいなぁ。
「Oh My God!」の「Oh」は声が震えて絶望の淵からスタートしたようなシチュエーションかなと思います。
別に出だしが「Oh My God!」だとは誰も語っていないが私にはこの音符からそう感じたのです。
途中の転調前に一呼吸おいて気分をがらっと変えてテンポもわずかにアップしたほうがよいでしょうね。
コーダ部分は重厚なハーモニーを聞かせるべきだが余り派手にならない程度がよいか。最後の3小節は3段階に音量を抑えていく。敬虔な気持ちで希望への祈りを捧ぐ。
演奏時間の5分強を長いと感じるか短いと感じるかは人それぞれだが、この曲は感情の揺らぎを感じたり敬虔な気持ちになれる部分がありとても素晴らしい曲だと思う。

2010/02/15

ハイドンイヤー気まぐれコンサートは無事終了

アマリリス合奏団のコンサートにおじゃまして2009年11月22日に無事終了しました。ハイドンイヤーとして終了宣言するのをずっと忘れておりました。
アンケートで当日サックスやフルートに混じってリコーダーがよかったとの感想をたくさんいただき嬉しく思います。10曲演奏の14分間があっという間に過ぎたように思います。メンバー(といっても全部で3人しかいませんが)はリコーダー持ち替えの間違いもなく落ち着いて演奏できたのではないかと思います。私自身4本を持ち替えた一番危ないメンバーでしたが(笑)。当日メンバーのひとりが体調を崩したと連絡があったときはどうなることやらと思いましたが,流石に百戦錬磨のメンバーでした。
また当日は織茂学さんの手による世界初演のフルートトリオがアマリリス合奏団のフルーティスト3人により披露されました。美しすぎるハーモニーが繰り広げられ(作曲者本人もお気に入りだそうですが),十分フルートらしさが表現できていたのではないでしょうか。
メンバーに感謝!ハイドンに乾杯!リコーダーにハグを!

2010/02/09

ヴィヴァルディのフルネーム(雑感)

 フルネームがAntonio Lucio Vivaldiだったことを初めて知った。これまでA.Vivaldiと記述されているのを見てアントニオ・ヴィヴァルディがフルネームと思い込んでいただけなんだ。何十年もの間。このように当たり前に不便も感ずることなく過ごしていることがよくある。
 その最たるものは親族の系譜だろう。昨年親の不動産や銀行口座の相続を経験することになった。相続するときに必要な被相続人の戸籍を集めると思うが,被相続人が誕生してからの戸籍を見たときに私の知らない親族やご先祖様の名前が沢山あったことに驚いた。それは江戸時代生まれのご先祖様にも遡る。数えるのも大変なくらいすごい人数だ。その大勢のご先祖様がいらっしゃったことを知らずに生きてきたことを思い知らされる。そうだよなぁ。両親だけを遡ると2の階乗になるしさらに兄弟を入れたらと考えるとね。5代遡ると両親は2の5乗=32人。それぞれの代で平均5人の兄弟がいるだけで25人。あわせて57人いる計算だ。この兄弟がそれぞれ親になるわけだから子孫の数はどれだけか。世間ではご先祖様の子孫が現在日本中に世界中に暮らしているわけである。過去から未来に一人ひとりの人生が繰り広げられているわけである。素晴らしいことだ!一生に一度経験できるかどうかの相続手続きがこんなことを考えるきっかけになるとは思いもよらなかった。
 ルネッサンス・リコーダーは円筒形で音域は狭いという知識しかなかったが,実は低音域が力強く響くことを実際に楽器を吹いて知ったことを以前書いた。乏しい知識が偏見を生んでいるよい例だ。
 話は戻るがヴィヴァルディのことをどれだけ知っていたか。そのほかの作曲家のことをどれだけ知っていたか。彼らの時代がどんなものだったか。答えは知っているうちに入らないと言ったほうがよい。
 私はこの記事の読者であるあなたを知らない。私は無知から何かを学べるだろうか。

2009/10/13

自動オルガンのためのアンダンテ KV616

またもや妄想を抱いてしまった。そして5000円以上もする楽譜をとうとう買ってしまった。モーツァルトの「EIN ANDANTE FUR EINE WALZE IN EINE KLEINE ORGEL KV616」である。
ハイドンのMUSICAL CLOCKつながりで同じCDに収録されていたモーツァルトのこの曲がどうしても忘れられずにいたとき村松フルートの楽譜サイトでこの曲が目に留まった。リコーダーがA.T.B.Bという稀な編成が面白い。バス2本というのはこの曲の面白いところで最後に低音部が掛け合いをするのに役立っている。全部で144小節の長さである。もちろん全部やるに越したことはないが,導入部の56小節まででもやってみたい。ただ再現部でバスの音域が高音域のGまで出てくるのでそれなりの技術が伴う。アルトもテナーもメロディーを担当することが多いのでとても美しいこの曲をそれなりに聞かせるためにはそれなりの努力が必要だろう。またも実現の妄想が頭をもたげた。

2009/10/05

ハイドンイヤープロジェクト活動中

テナーリコーダーの新メンバーついに決定。とあるルートで藁をもつかむ思いでアクションをかけたら快く加わってもらえた。なかなか見つからなくて困っていたのだが本当に助かった。新メンバーは男性24歳の現役のクラリネット奏者で音楽的センスもリコーダー使いも素晴らしい。
演目は以下の10曲に絞らせてもらった。
1.Arietta (Allegretto)
2.Andante
3.Menuetto
4.Fuga (Allegro Moderato)
5.Polonaise
6.Allegro con brio
7.Menuetto
8.Allegretto
9.Arietta (Andationo)
10.Allegro Moderato

Ariettaが2曲入っている。どちらも甲乙つけがたい曲だが,我々の演奏は高音域主体と中低音主体の編成でこの2曲を吹き分ける。中低音主体の編成で演奏する曲はパイプオルガンのような響きが気持ちよい。
7番目のMenuettoは当初から練習を積んでいた曲(編成S+A+T)とは違う別件のお披露目で受けがよかった別の曲(編成S+T+B)に差し替えるかもしれない。10番目のAllegro Moderatoは当初Si+T+B編成で練習を積んでいたがSi+S+A編成に変更した。つまり音域の差をオクターブ近づけてより華やかさを出したかったのである。
私はソプラノで7曲,アルトで1曲,テナーで1曲,ソプラニーノで1曲を吹く。アルトメンバーは7番目の曲が別の曲となった場合にアルトで7曲,バスで3曲を吹く。テナーメンバーはテナーで9曲,ソプラノで1曲を吹く。結局全員楽器の持ち替えが発生することになった。リコーダーならばのパフォーマンスであろう。
これまで練習は3回行った。「オケ専」の練習帳に練習前のテナーメンバーご対面のことを含めて4回分記録ずみなので興味あるかたはそちらにどうぞ。

2009/05/28

アマリリス合奏団のコンサート出演予定

 私としては15年ぶりとなるアマリリス合奏団のコンサートに出演が決まった(ほぼ確実)。アマリリス合奏団とは室内楽愛好家たちが1980年代に結成した演奏団体で何でもありの編成(管楽器が主体)で毎年11月のシーズンにコンサートを開いている。実は私はその結成時のメンバーのひとりだった。15年前にバッハの無伴奏チェロ組曲第3番プレリュードをリコーダーで演奏したのが最後になる。
 2009年は11月22日(日)に本番とのこと。私は今年のハイドンイヤーにちなんでハイドンがMUSICAL CLOCK用に作曲した数々の小品を取り上げたかった。そのためにS.A.Tリコーダートリオをにわかに立ち上げた(今はリコーダートリオのテナーメンバーを探している)。リコーダーと弦楽器用に編曲された楽譜をつぶさに研究し,オリジナルのMUSICAL CLOCKの演奏収録されたCDを取り寄せては聴いて,リコーダートリオでハイドンらしい曲を無理なく楽しく聴けるものにしていきたい。
 ところでハイドンのMUSICAL CLOCKの小品は演奏時間がほとんど1〜2分/曲である。1772年に18曲,その20年後の1792年に8曲,1793年に5曲が作曲されたようだ。リコーダーと弦楽器用に編曲されたのはその中の16曲であるが,リコーダー編成や技量,演奏時間12分の本番割当時間の制約から8曲に絞ることとなった。
 というわけで,リコーダートリオのメンバーを固めることと,演奏曲目の選定が目下の課題である。コンサート情報はまたの機会に掲載する。乞うご期待。

2009/05/27

ハウヴェのCDその後の結末

在庫なしで1年以上粘ったが結局廃盤/生産中止の連絡が来て入手できず。
CDタイトル名はWalter Van Hauwe Blockflutes 2-french Baroque: 佐藤豊彦 他でした。

DE LOF-ZANGH MARIE マリア賛歌

使用楽譜はMUZIEKUITGEVERIJ IXIJZET AMSTERDAM社の"Der Fluyten Lust-hof Jr. Jacob van Eyck"のDeel1である。これをベーレンライター社製の黄楊材のソプラノリコーダーで吹いた。
テーマは白丸だけの6つの音節からなる心が洗われる美しいメロディである。これに続いて2つの変奏が続くのであるが、テーマのイメージを保った変奏となるべきである。テンポは落ち着いたゆっくり目がしっくりくる。テーマにしろ変奏にしろ全般ルバート気味でちょうどよい。高音域のa''はできるだけデリケートに吹こう。特に第2変奏の18小節一拍目のd''-a''に上がるところは楽器によってはスムーズに吹くのが難しいかもしれない。親指の動きに力が入らないように何度も練習するしかない。とにかく全般にわたってきつい音はご法度であることを肝に銘じよう。
2007年6月6日

2009/01/11

12のファンタジーの第12番

使用楽譜はベーレンライター社のシリーズ番号2971 FLUTE MUSIC "Twelve Fantasias for Transverse Flute without Bass"である。ところが最初の練習では全曲リコーダー用に編曲されたAmadeus BP 425 "TELEMANN ZWÖLF FANTASIEN FÜR ALTBLOCKFLÖTE SOLO"を使った。でも原調のG-minorを短3度上げたB-minorは練習すれどもフィンガリングが難関でこの調ではやめにした。メリットは全体的なフィンガリングが楽になり曲作りに集中できること。デメリットは音が2度上がり高音域のa'''やFis'''が出現してしまい、部分的にフィンガリングがつらくなることである。でもメリットがデメリットに勝るとも劣らないものがあると判断して前出の楽譜にした。これをアルトリコーダー(バロックピッチ)でc管のつもりで吹く。
出だしのGraveのフレーズは音形は易しいものだが非常に哀愁のあるメロディである。まるで満月の月夜の風景でも見ているようだ。この後、Allegroに入り静から動に切り替わる予感を与える。
Allegroに入ると4分の3のテンポで躍動感あふれるフレーズが続く。ここでは拍ごとに低音と高音が交互に表れるので低音の拍の頭を大事にして演奏するとよいでしょう。出だしのGraveのメロディがもう一度転調されて出現する。2度目では自由に装飾をつけて変化をもたらすのはどうか。さらにAllegroで最初のAllegroのフレーズが転調されて出現する。ここはデメリットで言う高音域の出現が増えるところだ。31小節目はA'''が1音出てくるので力まないようにしよう。高音域は力みやすいが余分な力を抜いて演奏するとよい。
次にDolceである。甘味デザートの時間である。テンポはゆっくり、滑らかにアルペジオを表現しよう。いわば2度のGraveとAllegroの緊張感をここで解くかのように。途中8va以上の開きの音の跳躍が連続して出てくるが、練習をつんでスムーズに流れを止めないようにしよう。この次が3度目のAllegroである。最初のAllegroの終わりのフレーズが転調されて再現される。g'とAs'が頻繁に出てくるのでフィンガリングはよりリラックスさせるように暗示でもかけてみるのがよい。
最後のPrestoはMinorとMajorが交互に表れる面白い曲である。お祭りで熱狂するダンサーがいる感じだ。どうしてもFis'''が出現してしまうが、フィンガリングをひざを使う場面とフィンガリングで音程をそれらしく聞こえるようにするしかない。テンポが速いのでひざを使う場面は32小節と33小節、フィンガリング対応はminorの第2メロディで。Majorのメロディは遊び要素が多い。華やかさと艶やかさを失わないように表現できればよい。言うのは簡単だが。そしてMinorの再現。一気になだれ込むように吹ききってお祭りは終わり。ファンタジーの最終曲に相応しいエンディングを演出しよう。
2007年3月28日

2009/01/07

Verdwaelde Koninghin 亡き女王

使用楽譜は音楽之友社 リコーダーのためのオリジナル曲集 SOR-1317 J.ヴァン・エイク ソプラノ・リコーダー・ソロのための変奏曲集 笛の楽園。ソプラノリコーダーで吹く。
この曲はニ短調で書かれたとても美しいメロディなので、演奏するほうも聴くほうも心地よい。何度も練習するうちに暗譜でも吹けそうなくらいとっつきやすい。テーマは恐らくパワーの大部分をその演奏に注ぐべきである。短調から長調にまた短調に戻る美しいメロディにはソプラノリコーダーの美しい音で対抗する。長調と短調の繰り返しは苦楽を伴った人生を表現しているように思う。大袈裟かもしれないがそのような思いで演奏してほしい。次に1つの変奏があるが、これは自由にルバートしてよいと思う。テーマを形どおり変奏するのではなくタンギングの硬軟、音の延ばしや16分音符の走り抜けるような動きなど、いろいろ研究されるとよい。楽譜には息継ぎの場所は記されているが、どのように音を表現するかについては全く書かれていないので、演奏者の自由な発想が試されるというべきかもしれない。
2006年9月20日

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